退職理由を前向きな理由にするコツ

退職理由と転職理由の違い

転職活動をする時に注意したいのが「退職理由」と「転職理由」を使い分けするということです。

海外の企業などでは転職をするときに前職の担当者に職務内容を確認するということもあるようですが、日本においては犯罪などの疑いがない場合を除き、過去の職務経歴を確認するということはあまりありません。
ですので退職時に申請するときの理由と、転職活動をするときに示す理由とを必ずしも一致させる必要はないのです。

むしろ円満に退職をするために、建前としての理由をつけておくということも、転職活動をしていく上の重要なテクニックとなってきます。
極端な言い方をすれば、前の職場では上司が全く無理解で評価基準に大きな不満があったという場合であっても、前向きな理由で退職をしたというふうに言い換えられるということです。

転職活動をする時にはいかに前向きな動機を提示できるかということが問題になってくるので、正直に退職した理由を語るのではなく、上手に言い換える方法を考えていきましょう。

前向きな理由にする方法、ポイント

退職をするという時はどういった事情であってもネガティブな要素があるものなので、それをどのように言い換えるかが転職活動の肝になってきます。

まずオーソドックスなものでは「残業が多く毎日帰宅時間が深夜近くになっていた」ということで転職をした場合、志望をするときには「勤務時間が長時間におよぶことが多く、自分のスキルアップのための時間をとれなかった」というふうに言い換えられるでしょう。
他にも上司の采配が悪かったり、精神主義がまかり通っていたという職場を転職したときも「評価の基準が曖昧で、自分の目標基準を定めて仕事をすることが難しかった」というように、なぜ自分がそこに不満を持ったのかを示すことで、転職理由に説得力が出てきます。

どういった場合であっても必ず「~~が不満だったので退職しました」という言い方ではなく、自分にとってどういう職場であることが適切かを示すことで、前向きな言い方にしていけるのです。

もし退職理由のみを話した場合、「この人は仕事がしたくないんだな」や「人間関係で嫌なことがあったらすぐにやめるんだな」というふうに思われてしまうので、マイナス評価につながります。

人事担当者にしてみても、これから採用する人にすぐに辞めてもらいたいくはないわけなので、どういった環境になっていればやめずに実力を発揮するかということを示すことにより、お互いに就業条件についての話し合いをしていけるでしょう。

最近では、面接終了後にわざとざっくばらんな態度を示して本音を聞き出そうとする面接官もいます。
そこでつい気がゆるんで前の職場の悪口を言ってしまうと一気に評価が下がるので、最後まで気を抜かないようにしましょう。